買い物しようと街まで出かけたら

財布を忘れて愉快がるくらいだったらいいのだが・・・。

いつものように朝電車待ちの間に携帯のメールをチェック。ヘケットさんからメールが入っていた。

そういや、仕事は8月末で終わって、またモラトリアムに入るんだったっけ・・・呑みの誘いか・・・と喜んでメールを開く。

タイトル・・・「飛行機が行ってしまいました」。

う〜ん、なんてストレートなタイトル。もう中身読まないでもわかるやん。

普通なら「なんかのネタ?」とか思うのだが、ヘケットさんは素で侘び寂びありすぎて、あまりハッタリをかますタイプではない。マンガみたいに「ぶっ!」と吹き出しつつも、もうおいらの周りには「笑えない空気」が漂う。人ごとながら朝からドギマギ。

なんでも、かなり余裕を持って出発したらしいのだが、大江戸線を一本乗り過ごしたり、道に迷っているうちに保安検査(ホントにそういうのか?)の締め切り時間に間に合わなかったとのこと。

電車一本と、少々の迷いで間に合わなくなるって・・・すでに余裕もってでてないような気がするのだが・・・。まぁ、時間が人よりもゆっくり流れているヘケットさんならではの技な気がする。

結局、便を変更してもらったらしいのだが、次に金沢の便は5時間後とかだそうで、気落ちしてメールしてきたのだろう。羽田で5時間待ったのだろうか・・・。

余談だが、金沢に旅行に行く話もおいらは初めて耳にしたような気がするのだが、メールの文面は、すでに金沢行くことが前提で話が進んでいて、そっちでも面喰らった。これもヘケットさんならではの勘違いと思いたいが、先月末に呑んだときに実は聞いていたのだが、呑んだくれすぎて、おいらの方が失念した可能性も否めない。

まぁ、なんにせよ、先日レベルがあがって覚えた特技「なぐさめる」を使って、きちんと元気づけておいた。効果があったかどうかは定かではないが。


さて、かなり"しれっ"と日記に戻ってきたわけなのだが、長い休載のおかげで鋭気を養えたかといえばそうでもない。なんていうか、もう「スーパーマリオ」に大興奮した自分はどこにもいないのかもしれないと、落ち込んでいたのだが、どうもそうじゃなくって、すべての元凶は「燃油サーチャージ」と「円安Euro高」と「ガソリン税」にあるっぽい。

人によってストレス発散の方法はいろいろあるが(※おいらがストレスたまったというと、鳩が豆鉄砲くらったような顔する輩がいるが、それは誤解である)、おいらの場合は、当然「旅」だ。逃避行。この前、九州に11日間ほどいってきて、思い切り逃避行してきたはずなのだが、「住みたい」という気持ちが余計に強くなって、違うストレスがたまり始めてしまった。

なお、おいらをバベルに送り込んでいる日雇い職人会社に、さらに詳しくきいてみたところ、その日雇い職人会社で九州の石積みを探すには、何でもあちらの支店に移管しないといけないらしい。正確には「いけなく」はないのだが、そっちの方が石積みは見つかりやすいらしい。またそうすることによって、石積み見つかってから引っ越しするとかも可能になるとかなんとか。情報がタイムリーにはいるから。

まぁ、いいや。ちょっと現実離れしてきてる。

日記さぼっている間に何をやっていたか一応書いておく。

まず、ドラクエVやってた。で、フローラとビアンカのどちらと結婚するか、本気で悩んでた。まぁ、この辺りを書くとエライ長くなるので端折るが、そういうお年頃ってわけだ。で、その選択は、いうたら「自分の気持ち」をとるか、「金」をとるかの選択だ。ゾロ目まできたんだから、そろそろ「逆タマ」ってやつを狙った方がいいんではないか・・・という思いもでてきたところで、実験としてフローラと結婚してみたが・・・クリアーするまで「なんなんだ、この女は!」って感じで終わった。

実際のところ、スーファミ時代にはストーリー重視でビアンカ(幼なじみ)と悩むことなく当たり前のように結婚したのだが、今回はDSとはいえドラクエV二回目なので、前回結婚しなかったフローラを選択したわけなのだが・・・このフローラ・・・結婚を迫られるまで、ほとんどあったことも話したこともない女なのだ。普通なら当然ビアンカになるわけだ。男ならまず確実に。ドラクエVのCMで「私が一番お嫁さんに選ばれたのよ」的なことをビアンカがいっているが、まぁ、それが順当ってところなのだ。

で、先週の金曜日、人形町ドトールドラクエVについて、ねねちんとケバビスタ大興とSパブロ氏の4人で熱く(おいらだけかもしれんが)語りあったところ、男は普通にビアンカを選んでいた。ねねちんはなぜかフローラだったが、「別にどっちでもよかった」的ななんとも熱のない意見であった。おいらにドラクエVを貸してくれたマリカルメンは、女だが、男の心の持ち主なため、当然のようにビアンカと結婚していた。

まぁ、なんでもいいけど、優等生はやっぱ苦手だ。結婚した瞬間に「あなた・・・ぽっ」とか宣う輩は無理。だから、誘拐されて側にいない状態でも、モンスター集めに必死になって、なかなか嫁を探そうとしなかったのは当然のことといえよう。

ゲームにここまでマジにならなくてもいいじゃん!とか言われそうだが、しつこいようだがゾロ目とはそういうお年頃なのだ。

石積みの方は、にわかに忙しくなった。しかも一時的なものではなく、辞めるまで続きそうな忙しさである。理由はいくつかあって、まずはカワンチャ君が先月中頃で退職してしまったため、部署の勢力図がかわってしまったのだ。でもって、ここにきて突然WEBを強化するという話が上層部で持ち上がったかと思うと、おいらが同席してない状況で「WEB強化委員会」なるものが発足されてしまった。うちのバベルで、WEBのことがわかるのはおいらだけなので、当然おいらが親方になることになる。たとえ、それが日雇いだろうと・・・。

今までは、投げ込まれた石だけこなしていればよかっただけなので、少量だろうが大量だろうが、一人で黙々とやれば済む話だったのだが、おいらよりも立場は上なのだが、全くの初心者3人を教育することになってしまった。

で、その3人のうち1人は良く知っているし、もう1人も大人な感じなので、「会話をするチャンスが増えて嬉しいな〜♪」てなもんなのだが、最後の1人・・・あだ名はいずれつけるつもりだが・・・が、もう久しぶりに見る「怖い」タイプなのだ。

おいらがもっとも苦手な人間に「場の雰囲気を読まない人間」というのがある。昨今の単語でいうと「KY」に当たるのだが、そんな単語で済ませて欲しくないほど、痛々しいタイプなのだ。かつて後輩に一人だけ、どうしても苦手で、怖くて近寄れない男がいたのだが、やつはそれを上回るほどひどい。

その後輩の場合も、おいらにしてはもうホント駄目だったのだが、そこそこ大人数いれば、その後輩をおもしろがっていじる輩もいたので、どうしても一緒に居なくてはいけないときには、自分から積極的には話しかけずに、間接的にその輪に参加する形で逃れてこれたのだが、今回の場合はそうはいかない。石積みでの関係だから。

これが他に親方がいればいいのだが、自分がそやつを教育というか、基礎知識を教えて行かなくてはいけないし、立場的には「なんでも気軽に質問してください」的なことも言わなくてはいけない。つまり、自分から積極的に話しかけなくてはいけないのだ。

幸いなことに部署が違うし、部屋も違うので、普段のやりとりはメールになるのだが、週一のミーティングではたっぷり2時間近く一緒にいなくてはいけない。

この手のタイプは、タチが悪いことに、その後輩もそうなのだが、決して悪い人とはいいきれないのだ。ただひたすらに痛々しく、そして、悪意なく、場を思い切り乱すのだ。悪意のない悪はホント最悪だ。これに比べたら「悪意」があって、おいらにイヤガラセしたり、「悪意」があっておいらを嫌ってくれてる人の方がよっぽど助かる。金が欲しくてナイフ突き立てられれば、おいらだってなんとかしようがある。が、やつらはそうはいかないのだ。天変地異のように・・・そう、最近のゲリラ豪雨よりも読めないのだ。そして、場の雰囲気も読まず、すべてのセッティングも、あっというまに台無しにする。もちろん、悪意なしに・・・超無邪気な顔で・・・。

あ〜怖いよ〜〜〜〜!!!!

とまぁ、本当においらにとっては天敵ともいえる怖い存在がここに来て急に現れてきたわけだが(最近入バベルしたばかりなので)、どうもこの評価はおいらだけではないようで、ここ最近とみに彼の話をきくことが多い。

委員会の関係で彼と少々長話していると、「ヨモツシコメさん・・・彼と話せるんだ?」とか、別の上司二人が「おれだったら絶対やつはいれないね」と話しているのが聞こえてきたり、先日カワンチャさんの送別会の時も、戦々恐々しながら「今日は○○(おいらの天敵の名前)は来ないの?」と聞いたところ、「う〜ん・・・そこの2人が、彼を全くうけつけなくって・・・」と、おいらの目の前にいた女性2人を指し示し、それがきっかけで、異常な盛り上がりを見せたり・・・。

件の後輩の時は、おいらだけが異常なほどの苦手意識がでてしまい、おいらだけ天敵だと思っていたのだが(他は楽しんでみている友達もいる)、さすがにヤツくらいひどくなると、みなもおいらと同じように思うのね・・・。

まぁ、今後あまりに場をぶちこわすようだったら、一度ケッチョンケッチョンに潰してやろうかと画策中。おいらの石積みの中心となってしまった、委員会の中だけでもおとなしくしていて欲しいので、人格まで否定するつもりはないが、親方の立場を利用して、ぐうの音もでなくなるほど・・・・ゴゴゴゴゴォゴォ。


続きは明日にする。